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『和菓子のアン (光文社文庫)』~食欲&読書の秋だし~

坂木 司
11 /19 2013
和菓子のアン (光文社文庫)和菓子のアン (光文社文庫)
(2012/10/11)
坂木 司

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読んでるそばから和菓子が食べたくなった。

いや、和菓子だけでなく、お菓子全般。

とにかく甘いものを手に取りたくなる本です。



デパ地下を舞台に繰り広げられる、ジャンルとしてはミステリーのよう。

っと言っても、他のミステリーのようなドロドロや血なまぐさいなんてことはなくて、和菓子を買いにきたお客さんの背景を言い当てるといったもの。



ミステリーの要素よりも、和菓子のことや、またデパ地下の秘密等が沢山出てくるところが面白かったです。

それぞれの業界の隠語によって引き起こされるどたばた劇とか、謎掛けとか、そういう部分を上手くお話に絡めていて、なかなか良いかと。



デパ地下にある和菓子屋さん。

小説が展開されるスペースとしてはかなり狭いものがありますが、それでもストーリーは色々な広がりをみせてくれます。

ほんわかした二時間ドラマといった風情もあって、適度なボリュームで楽しめました。



そういうストーリーの展開よりも、私はお菓子の描写が気に入りました。

あまり良く知らない和菓子の世界。どういう種類のものがあって、どういう味で、どういういわれがあるのか、など。

一見地味に思われがちな和菓子の世界に、こんな奥深いものがあったのかと、ひきこまれてしまいます。



また、主人公がとても美味しそうにそれらを食べるので、ついついこちらもよだれが。。。

読んでいたのは夜分でしたが、ついつい甘いもの食べずにはいられませんでした(残念ながら和菓子は常備してなかったですが
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