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『【携帯版】思考は現実化する』~過去最も読まれた成功哲学書~

実用書
09 /24 2013
【携帯版】思考は現実化する【携帯版】思考は現実化する
(2005/03/27)
ナポレオン・ヒル、田中 孝顕 他

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過去五十年間で最も読まれた本のひとつ。
聖書を除けば、小説が多い中でランクインした、ナポレオン・ヒルによる成功哲学をしるした名著です。

私がこの本に惹かれた理由は、五十年間によって読み継がれてきたというところ。
このような啓蒙、成功哲学のたぐいは、現在あまたでていますが、その殆どはにたりよったり。
出版されては消えていく中で、何十年も昔に出版されたものが、いまだに多くの人に読み継がれているという事実。
それだけ、この本には普遍性の高いことが記されているのだと思い、読んでみることにしました。

だてに、何百人もの成功者からデータをとったわけではないなっと。
成功や夢を叶えるために必要なことは、誰にでも実行することができるし、意思さえあればそれは成し遂げられるということが幾度も繰り返されます。
思考は現実化するということは、ネガティブなことだって、思っていれば現実になるということ。
そのへんの危うさも含めて、どのようにすれば人生の勝者になれるかといった、メソッドがみっちりつまっていました(いかにも「アメリカ」という感もしませんが)

ただ残念なのは、本書はあくまで簡易版。
ナポレオン・ヒルが見つけ出した真の成功の秘訣というものは、ナポレオン・ヒルプログラムというものにつまっていると再三にわたり書かれています。
ちらっと、検索したところ、そのナポレオン・ヒルプログラム(日本版)は何百万もするのだそう。
とてもじゃないが手が出ません。本当に心の底から、成功するという覚悟のある人のみが挑戦できるということでしょうか。

わたし的には、本書だけでも十分満足できる内容でした。
なんというか、展望が開ける感じ。
問題にぶち当たった時、どん詰まり感が体を包むものですが、それを打開する方法はかならずあるといった勇気が得られる本です。
もう何回か読んでみて、本書が身につくように、そして実生活に役立てられるようにしていきます。


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『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』~3Dプリンターが一家に一台となったとき~

実用書
08 /06 2013
MAKERS―21世紀の産業革命が始まるMAKERS―21世紀の産業革命が始まる
(2012/10/23)
クリス・アンダーソン

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クリス・アンダーソンさんの著書を読むと、目の前がパーっと開ける感じがします。
世の中の流れを見ながら、その先に何が待ち構えているのか。
『FREE』の中でも感じたことですが、今起こりつつあるムーブメントが未来に何をもたらすのか。
その明確なビジョンが提示されており、”リアルな近未来”が実感できます。

『MAKERS』で主題となっているのはビットからアトムへの世界の転換。
3Dプリンターの値段が下がり、家庭でも買えなくはない時代となってきました。
たとえば、それによってパソコンでデザインした雑貨などが、その場で作ることのできる時代を意味します。
今までパソコンの中だけのものだったデジタルデータ(ビット)が手軽に手に持てるオブジェクト(アトム)に変換される。
これによって、世の中のありかた、ライフスタイルがどのように変わっていくのかが、わかりやすく紹介されています。

私は、大学時代にプロダクトデザインを学んでいました。
授業では、3Dでデザインをすることまではありましたが、それを実際に形に起こすのは、いつも手作業でした。

実際につくると時間もかかるし、ズレも出てくるし、、、
このパソコン上のものが簡単に立体になればなぁなんて夢見ていたものでした。
それが現代では夢ではなく、バリバリの現実として可能になっている。
頭の中にある形が、かなり容易にモノ化できる時代ともいえます。

個人で3Dプリンターを持っていなくても、データを立体化するサービスを行っている会社がいくつかあります。
デザインしたものをウェブで入稿して、そして形あるものとして手に届く。
一個からでもそれらのサービスは可能ですが、ある程度のロット数を確保すれば、自分オリジナルの雑貨、商品を売り出すことも可能です。(それらを売り出すためのシステムは、現代では沢山ありますから)

まだまだ、3Dプリンターは高く、一家に一台というのはもう少し先のようです。
しかし、みなさんが使っている2Dのプリンターも大昔はとても一般家庭で使えるような値段ではありませんでした。
それが低価格化によって、今やどこの家でも当たり前にみかけることができます。
今後、3Dプリンターのローコスト化が進むにつれて、一家に一台が当たり前のことになってくるでしょう。

それはメリットだけではなく、デメリットも想定することができます。
2Dプリンターの普及によって、印刷業界や写真業界は方向転換をせざるを得ない状況になりました。
それまで特権階級的でもあった印刷というものが、家庭で簡単に行うことができるようになった。
そして、これまで利用していた印刷や写真現像に対してお金をかけなくなってしまいました。
その結果、特に地方などの印刷屋さんや写真現像を行う仕事は廃業に追い込まれたところも少なくないだろうと思います。
3Dプリンターの普及はおそらく我々のライフスタイルをがらりと変えるでしょう。その時に、我々は何に”お金をかけなくなる”のでしょうか。
一家に一台の時代。その時私たちは3Dプリンターで何を製造しているのか。
まだまだ未知の部分もありますが、良い面、悪い面双方を見据えながら、この新しい時代の流れを受け入れていきたいです。


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『スパッと決める技術』~迷って先延ばしにするよりは~

実用書
07 /05 2013
スパッと決める技術スパッと決める技術
(2013/05/22)
谷原 誠

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決断するということ。
出来る人にとっては当たり前のことかもしれませんが、苦手な人にとってはこれほど難しいものはありません。
ついつい、先延ばしにして、その結果まずいことになってしまうなんてこともしばしば。
「あー、あの時ああしておけばなぁ」後悔先に立たずが世の中に溢れかえっております。

私は時と場合にもよりますが、どちらかというと決断は苦手。
(そうじゃなかったらこんな本読みません)
特に、スパッと決めるってなかなかできない。
服とか買うにでも、けっこう悩んでしまうタイプ。
そうしていくうちに、だんだんと自分の価値基準がわからなくなってきたりもします。

本書で、様々な決断法や価値基準、惑わされてはいけないものなど紹介されていますが、私がもっとも気になったのが「埋没コスト」という話。
これだけ金額を投資した。何時間も費やした。だからやめられない。。。
止めるという決断を行うのに、よくこれらのことがひっかかってずるずるなんてことあるんじゃないでしょうか。
私もよくあります。しかし、これらの「どれだけ費やした」なんてものは埋没コストとして置いておけと書かれています。
それらは取り返せないもので、過ぎ去ったもの。だからそこに判断基準をおけば、現在の問題点に対する判断が鈍ると言っています。んー・・・確かに。
過去に対することを考えるより、今の事柄に目を向ける方がいいに決まってますもの。
それって、つまりものが捨てられないなんかにも関わってくるのかも。
これだけ投資したのだから、捨てるともったいない。。。思い当たりませんか?私はすごく当てはまります。。。
わかりきったことのようで、意外と見えてなかった。これは心に止めておこう。

本の終盤で、自らの決断に責任を取る覚悟をするということが書かれています。
決断後にくよくよ悩む、、、なんてのは無駄なこと。
すぱっと、全部飲み込んで、決まった事柄を突き進む。

決めたことを迷わせるのは、ifであったり、過去であったりと「今無いもの」のようです。
無いものに心煩わされるのもおかしな話。それがわかれば、もっと決めることに自身がもてるかも。


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『休む技術』~そうはとんやが休めない~

実用書
06 /27 2013
休む技術休む技術
(2013/05/22)
西多 昌規

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休むのに技術なんているの?なんて思った方。
ご自分の週末を思い出してください。
はたして、何人の方が「休めた!爽快だ!」という思いをされたでしょう。

仕事が終わって帰宅されてからもそうです。なんやかんや仕事のことが気になったら、ほかの雑多なことが気になってなかなか休めないって人が多いのではないでしょうか。
私もそのひとり。けっこうon offをつけるのが下手で、いつまでもずるずる休めないタイプ。
週末、家でゴロゴロするのが好きー、でもそれって本当の”休み”なのか悶々としていました。

本書は、メンタル、フィジカル、睡眠などの面から休むための技術解説指南書。
いろんなテクニックが載っています。

ただ、私にとってはあまり目新しいものがなかったのが残念。
色々ネットとかで知ってた情報が多かったので、復習的な意味合いで読みました。
意識的に体をゆるませるなどは、再確認しておいてよかったなと思える内容でした。

なかなか休めない理由。
おそらく皆さんもお気づきだろうとは思いますが、PCやスマホがあるからでしょう。
家に帰っても、仕事や人間関係がウェブ空間通じてどこまでも繋がっている。
本日、帰宅後。何回フェイスブック、ライン、ツイッターを確認しましたか。Google、ヤフーを何回活用しましたか。メールチェックはいかほどですか。心当たりはございませんか。

ふぅーっと息を抜くには、身の回りのデバイスをオフにするしかないのですが、なかなかできない。
できなかったり、それらが気になったりってこと自体が、体を休むという行為から遠ざけていくのかもしれません。
本来、家に帰ってからという時間は、日中の雑多なことから切り離される時間であってしかるべきなのに、今ではそれができづらい世の中となっています。

本屋さんなどで、この手の本をいくつか見ました。こういうものが求められている時代なのでしょう。
休む技術も必要ですが、人間に備わった休むための回路を自然にまわせる生活を心がけたいものです。

本書で気に入った言葉
「過積載のトラックは事故を起こしやすいのと同じで、仕事、ストレスの過積載は心身の病気の元です。」


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『僕らの時代のライフデザイン 自分でつくる自由でしなやかな働き方・暮らし方』~”可能”な時代~

実用書
05 /07 2013
僕らの時代のライフデザイン 自分でつくる自由でしなやかな働き方・暮らし方僕らの時代のライフデザイン 自分でつくる自由でしなやかな働き方・暮らし方
(2013/03/15)
米田 智彦

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ライフデザインという考え方。
プランのように計画してから物事を起こすのではなく、トライしながら修正していくというもの。

この先行き不確かな時代において、どのように自分らしく生きていくか、どのように働いていくかについて書かれています。

現代日本はノマドライフが可能な時代。
日本全国、よほどのことがない限り、デザリングでも使えばネット環境に困らない。
ノートピーシーと携帯電話を持てば日本中、いや世界中どこでだって自分の仕事ができる時代となってきました。

でもこれって、簡単ではないんですよね。
ほとんどの人が会社や企業に勤めているわけで、そのシステムから離れるのは至難の技。
それでも、それを成し遂げた人がどのようなプロセスを踏んでいったのか、またどういう心持ちなのかのようなことへの言及もあります。

著者の米田さんもノマドライフを実践していた方で、この人の場合はよりノマド(遊牧民)的。
一年間定住地をもたずに、東京をあっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら生活していたそうです。
知人やツイッターで知り合った人などに泊めてもらったりと衣食住には事欠かなかった様子。仕事も同様。
がっつり実践した人だけに、ノマドというものへの捉え方、メリットデメリットへの洞察は深いです。

私がノマドを意識したのは、二年ほど前。
とある事情で大阪に一週間滞在せざるを得ない状況になったことがありました。
そうした時にでも、パソコンがあるおかげで仕事は支障なしに行うことができ、仕事と場との意識について意識したことを覚えています。

タイトルにあるライフデザインという言葉。
到達点から逆算するプランとは違った考え方。すこし視点を変えるだけでも、結果大きな変化がもたらされるはずです。
本書には「計画性の精度を高めてもアクシデンタルな人生は思うとおりにはいきません。それより偶発性を取り込んだミニマルな計画にとどめて、「行動」と「修正」に重きを置きながら臨機応変に対応していくような生き方が必要になっていきます。」とあります。
めまぐるしく展開していく時代。そんな時代において旧来の常識は通用しなくなりつつあります。
遠い先を見つめるのではなく、時代の流れを読みながらライフデザインをしていくのか。
そういう力がこれから重要になってくるのかもしれません。


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