スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

闘う図書館! 『図書館戦争』

図書館戦争図書館戦争
(2006/02)
有川 浩

商品詳細を見る


見過ごしてはいけない事。


本を読む自由。
私たちが当たり前と思っている権利が剥奪されかけたら。
そんな自由を守るため、日夜闘う図書館員の物語。


少し前に図書館でこの本を借りたのですが、面白くて
一気に全シリーズ読んでしまいました。

以前日記でも書いた阪急電車の作者、有川浩さんの代表作。
彼女の作品は現実的な問題をライトな語り口で物語に仕上げて
いるのが特徴だと思います。

図書館戦争の世界では、本を読むという行為に制限がかけられています。
それは国の法律で、それを取り締まる機関は武力の所持を認められています。
そのような弾圧から、本の自由を守るために、図書館に自衛のための組織が作られます。
武力組織には武力で対抗するしかない
本書では危険と隣り合わせの図書館組織での人間模様を描いています。

一方で、全体に甘い恋愛物語の要素も含まれています。
思わず身悶えするようなラブコメ展開も有川作品の特徴です。
(また、それが癖になる)

さて、日本では今のところ書籍に規制などは(一応)かかっていないと思います。
しかしよその国を見ると、政治や宗教上の理由で、書籍や情報に
閲覧の制限がかけられている国も多々あります。
日本に照らし合わせるとフィクションですが、よその国と照らし合わせると
あながちフィクションとは言い切れない怖さもあります。

自由に読みたい本が読める。
欲しい知識が得られる。
この本を読んだ後、そんな当たり前のことがつくづく有りがたいものなのだと
感謝念を覚えました。
スポンサーサイト

甘い恋愛、苦すぎる恋愛ワンパック 『阪急電車』

阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)
(2010/08/05)
有川 浩

商品詳細を見る


対面に座っている人は何を考えているのだろう。

思わず恥ずかしく、むずがゆくなるような恋愛話。
有川浩さんの作品はそういう極甘の世界をかかれることが多いです。
(『植物図鑑』、『図書館戦争』etc)
阪急電車』も甘い甘い恋愛話が沢山でてきます。
しかし中には苦すぎる、話もまぎれていてその話がますます甘さを際立たせます。

オムニバス形式ですが、それぞれの話の登場人物たちは一瞬ほどの
コミュニケーションでつながっています。
その一瞬のすれ違い、出会いが、登場人物たちの生活を少し変えることになります。
袖振りあうも多生の縁とでもいうか、その出会いを大切にすることによって
より良い生活を開いていく登場人物たち。


関西圏の人にはおなじみの阪急電車
昔、神戸に住んでいたので大阪に行くときは利用しました。
神戸、宝塚、大阪を結ぶ電車。
沿線に大学、高校など学校が沢山あるので学生がひしめき合う車内。
有川さんの物語のような甘い恋愛物語が実際にいくつも生まれたのでは・・・
ついついそんなことを夢想してしまいました。

最初の話は、図書館でのふとした出会いからはじまる話です。
その中で本を入れる袋のくだりがあるのですが、
私もそれに影響されてお気に入りの図書館用
手提げ袋を使っています。(余談ですが)


甘くて、ほんのり苦くて、読み終わったあとは温かさが残る。
ココアを飲みながら読むのをお勧めします。



-------------------------------------------------

追記

『阪急電車』が映画化されます。
公式ホームページ→http://hankyudensha-movie.com/

主演は中谷美紀さん。
スクリーンの中で、登場人物たちの心の変化がどう表現されるのか楽しみです。
プロフィール

図書館男子

Author:図書館男子
図書館好きの管理人が、様々なジャンルの本を紹介しています。特にお気に入りなのは、江戸、落語、アート、デザイン系の本。相互リンク随時募集中!

検索フォーム
カテゴリ
未分類 (0)
実用書 (71)
デザイン (38)
アート (32)
漫画 (28)
新書 (22)
文庫 (8)
江戸 (13)
落語 (20)
サブカル (10)
幻想的 (9)
ドキュメント (7)
学術 (9)
雑誌 (6)
ライフ (28)
小説 あ行 (16)
アガサ クリスティー (1)
安部 公房 (1)
芥川 龍之介 (1)
有川 浩 (2)
池上 永一 (1)
五木 寛之 (1)
伊坂 幸太郎 (3)
ウィリアム・サマセット モーム (1)
ウィンストン グルーム (1)
江戸川 乱歩 (2)
遠藤 周作 (1)
押井 守 (1)
小説 か行 (4)
カミュ (1)
川村 元気 (1)
貴志 祐介 (1)
ケストナー (1)
小説 さ行 (23)
桜庭 一樹 (1)
佐藤 多佳子 (1)
サン=テグジュペリ (1)
J. R. R. トールキン (1)
J.D. サリンジャー (1)
J‐P・サルトル (1)
志賀 直哉 (1)
C.W. ニコル (1)
司馬 遼太郎 (9)
澁澤 龍彦 (2)
ジャンニ ロダーリ (1)
ジュール・ヴェルヌ (2)
ジョン スタインベック (1)
小説 た行 (14)
ダニエル キイス (1)
太宰 治 (2)
谷崎 潤一郎 (3)
チャールズ ディケンズ (1)
筒井 康隆 (1)
恒川 光太郎 (1)
トーベ・ヤンソン (1)
ドストエフスキー (2)
トマス・H・クック (1)
トルーマン カポーティ (1)
小説 な行 (10)
中 勘助 (1)
梨木 香歩 (4)
夏目 漱石 (2)
南條 範夫 (1)
西尾 維新 (1)
日本児童文芸家協会 (1)
小説 は行 (9)
坂東 真砂子 (1)
ピエール・シニアック (1)
東野 圭吾 (2)
ヘッセ (1)
ヘミングウェイ (1)
星 新一 (2)
堀口 順子 (1)
小説 ま行 (38)
万城目 学 (6)
松岡 圭祐 (1)
三浦 しをん (6)
三島 由紀夫 (1)
三津田 信三 (1)
ミヒャエル・エンデ (1)
宮木 あや子 (1)
村上 春樹 (8)
村上 龍 (1)
森見 登美彦 (12)
小説 や行 (6)
八木沢 里志 (1)
柳 美里 (1)
夢野 久作 (2)
山田 風太郎 (1)
よしもと ばなな (1)
小説 ら行 (2)
リチャード・バック (1)
ロアルド・ダール (1)
小説 わ行 (2)
和田 竜 (2)
取得物@動画など (13)
図書館 (19)
雑記 (22)
購入日 (7)
J. K. ローリング (1)
柳広司 (1)
冲方 丁 (1)
坂木 司 (1)
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
Twitter
tosyokandanshiをフォローしましょう
カウンター
最新トラックバック
フリーエリア
図書館男子さんの読書メーター
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム
検索フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。