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落語を愛した人たち 『談志 最後の落語論』 『圓楽 芸談 しゃれ噺』 『師匠噺』

落語
11 /30 2011
談志 最後の落語論談志 最後の落語論
(2009/11/17)
立川談志

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圓楽 芸談 しゃれ噺圓楽 芸談 しゃれ噺
(2006/07)
三遊亭 圓楽

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師匠噺師匠噺
(2007/04)
浜 美雪

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落語が好きでたまらない師匠方


先日落語家の立川談志さんが亡くなりました。
普段からあまり談志さんの噺を聞いたことがなかったので改めて聞いてみました。

私には少し難しく感じる家元(談志さん)の落語。
難解なマクラ(噺の本筋前に話すもの)がちょっと合わず、人を選ぶ噺家さんだなと思いました。
しかし、本筋の落語はしっかりとした骨太のもの。
落語の確かな力があるからこそあれだけ奔放なことをやっても、周りから慕われお客さんもついてきたのでしょう。
良くも悪くもとっても癖のあるお人。

今回読んだのは、そんな立川流家元が書いた本。
もう一つは先代の五代目三遊亭円楽師匠の本。
最後は、師匠と弟子の関係をインタビューした『師匠噺』という本です。

三冊読んで思ったのは、噺家さんが高座の以外のところで何を思っているかということ。
たとえば談志師匠と円楽師匠の本を読み比べると、お互いのお互いを思う腹の中が見えてきます。
お互いを認めつつ、でもやっぱり俺の方が芸は上だって確かな自身がビンビン響いてきます。

もっとも共通することは、落語が好きで好きでたまらないということ。
惚れに惚れ抜いて飛び込んだ世界。
この仕事をやっていて、どんなに辛いことがあろうとも、好きだからやり抜いてこられたという意気込み。

談志師匠も円楽師匠も、『師匠噺』にでてきた沢山の噺家さん誰もかれも。
皆一様にして、落語への愛を熱く語っています。



もう一つの見せ場。
すでに亡くなった往年の師匠方(文楽、志ん生、圓生、小さん、正蔵、志ん朝)などの在りし日の姿を語ってくれています。
談志師匠が見た大師匠方。
円楽師匠が見た大師匠方。
他の師匠方が見た大師匠方。
これらの芸談がかなり面白かったです。



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