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『現実を視よ』~辛口。されど日本の現実~

実用書
01 /30 2013
現実を視よ現実を視よ
(2012/09/21)
柳井 正

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ファーストリテイリング(ユニクロとか)の社長、柳井正氏の本。
かなり辛口ながら、日本の現状を憂いているのが伝わってきます。

ユニクロといえば、世界にもばんばん出店し、快進撃を続けています。
不況下にある日本において、もっともイケイケな企業と言ってもいいでしょう。
そんなユニクロの社長だから、この日本の現状が誰よりもわかっているのかもしれません。

世間でいくら不況だ不況だと言っていても、それなりの生活はできているし、まぁなんとかなるんじゃない?っというのが世間一般の認識では。
でも、世界視野で物事を判断している柳井氏から見れば、現状日本はそうとうやばいところまできているよう。
抜本的に、今の保守体制、停滞ムードをどうにかしないことにはこのまま下へ転がり続けると指摘しています。

今の日本を例えて、第二次大戦終結間際をあげています。
その当時の日本はどう考えても、負けが目に見えているのに、”どうにかなるだろう”という気持ちでいた。
だから、特攻隊などの悲惨な行動にも出たし、原爆が投下されるまで負けを認めなかった。
その感覚と現代日本が似ているとのこと。

柳井氏に言わせると、現代日本の経済は崖っぷちに立たされているのに、誰もが”どうにかなるだろう”と思い込んでいる。
このままでは、傷口は大きくなり、再起不能なところまで行ってしまう。
今すぐにでも、現代の停滞ムードを払拭し、世界へ勝負に打ってでなくてはと強く主張しています。

むむむ、、、まさにこれは『現実を視よ』というタイトルにふさわしい内容。そして厳しさ。
私自身、別に世界を相手に商売しているわけではありませんが、とにかく視野だけは広く持たねばと焦りのようなものを感じます。

なにごともきっかけが大事。
この本で日本がすぐにどうこう変わるようなものでは無し。

だけれども、客観的事実として目の前に日本の危機的事態を突きつけられると、いろいろと思うところがありますよ。



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