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イタリア人の楽しみ方 『シモネッタのデカメロン―イタリア的恋愛のススメ』

シモネッタのデカメロン―イタリア的恋愛のススメ (文春文庫)シモネッタのデカメロン―イタリア的恋愛のススメ (文春文庫)
(2008/02/08)
田丸 公美子

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下ネタらしくない下ネタ

通訳歴30年の著者が見たおかしな夫婦や恋人たち、くどきの実践篇などの楽しいエピソードが満載。読んだらあなたも明日から恋愛力が身につく!「モテる法則」をイタリア人に学べ。 (「BOOK」データベースより)


タイトルにあるシモネッタとは著者の田丸公美子さんのあだ名です。
そのあだ名にたがわず、この本では沢山、その方面の話が、明るくあけっぴろげに書かれています。
(それも含めてイタリア人の魅力!)
以前紹介した、『パーネ・アモーレ―イタリア語通訳奮闘記』『シモネッタの本能三昧イタリア紀行』の作者が描くイタリア人の紹介書です。

『パーネ』の方は田丸さんの通訳者人生の話、『本能三味』の方はイタリアという国についてでした。
今回の本では、それら魅力の中枢を支えるイタリア人とはどういうものなのかを、ウィットにとんだ下ネタを交えつつユーモラスに紹介しています。

いや、日本人男性の私からすると唖然の一言。
なんとパワフルで性にあけっぴろげな民族なのだろうかと…
この本に書かれていることは、なかなか日本の日常じゃ遭遇しないだろうことがバンバンでてきます。
しかしそれがイタリアでの日常のようで…
「お国柄が違う」って言葉を何度感じたことか。

たとえば、日本では女性を褒めちぎることを美徳と捉えられていません。
どちらかといえば、会社などの組織内ではうかつに容姿などを褒めるとセクハラになることも。
しかし、イタリアではと言えば、もう徹底的に褒めちぎるのが当たり前のよう。
むしろ、褒めなければ相手にも失礼だし、男としてみなされない可能性もあるようです。
(どんな場合においても、褒めなければいけない。これって結構大変そうです。)

男性目線で語ってきましたが、もちろん女性もパワフル。
あらゆる知恵を使い、たくましく性を謳歌しているようです。
浮気症なイタリア人男性のたずなを握りつつ、様々な楽しみを味わっています。

性も、罵り言葉も、恋愛も、憎み合いも豊富な語彙を操り、感情豊かに暮らすイタリアの人々。
憧れもあれば、理解しかねる部分もあります。
ただ、「人生を楽しむ」という事に力を注ぐ点にはとても感銘を受けます。
もうちょっと日本人は、力の入れどころを考えなければいけないかも。っと思ってみたり。


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