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マリオがアメリカで受けたわけ 『ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力』

ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力ニンテンドー・イン・アメリカ: 世界を制した驚異の創造力
(2011/12/22)
ジェフ・ライアン

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マリオはこうしてできました

なぜ任天堂「だけ」がアメリカで成功できたのか?世界を魅了し続ける日本企業の栄光と試練。気鋭のアメリカ人ジャーナリストが迫る。(「BOOK」データベースより)


「任天堂」。
言わずと知れた、日本を代表するゲーム会社です。
ファミコンを始め、現在までに様々なゲーム機(ハード)を送り出し、そのほとんどを大ヒットさせてきました。
ソフトにしても、マリオを始め、ゼルダ、メトロイド、カービィー、ポケットモンスターなど世界中の子供だけでなく、大人をも虜にするグローバルな作品が目白押し。
そんな大企業、任天堂がいかにして現在にいったったのかを、描いた作品です。

面白いのは、この作品はアメリカ人のジェフ・ライアン氏が書いたということ。
任天堂は日本の京都に本拠地をおく会社ですが、現在の地位を得るためのきっかけはアメリカにありました。
もともと、花札を始め玩具を製造していた任天堂がいかにして今日の形に至ったのか。
それはアメリカでの成功の軌跡を知ることで、徐々に分かってきます。

任天堂の発展を知る上で、忘れてはいけないのが「マリオ」。
赤い帽子とオーバーオール。でかい鼻とヒゲ。職業配管工…
この一見、ヒーローと結びつかないキャラクターがいかにして生まれ、そしてゲームというジャンルを代表するキャラクターに成り得たのかという部分も非常に面白かったです。
制約から生まれたキャラクターとでも言いましょうか。
そのデザインの成り立ちは、クリエイターの創意工夫のたまものです。



任天堂と共に日本では過去様々な会社がゲーム機を出してきました。
セガ、NEC、松下、SNK、etc…
いずれの会社のゲーム機も時代に敗れて消えていきました。
これら会社のゲーム機は今では、中古ショップでもなかなかお目にかかれない品物となっています。

現在はといいますと、ソニー、マイクロソフト、任天堂の三国時代。
任天堂以外は家電やコンピューターの会社。それでもその勢力を伸ばしつつあります。
やや、押され気味の任天堂ですが培ってきたものの大きさは伊達ではありません。
「マリオ」のように、ある年代に強烈な共通体験として残るような作品を。
今後も、きっとそのような作品を送り出してくれることだと期待しています。



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