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本日のGoogle(2012.05.18熊楠birthday) 『猫楠―南方熊楠の生涯(角川文庫ソフィア)』

猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)猫楠―南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)
(1996/10)
水木 しげる

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大偉人にして大奇人


博物学・民俗学・語学・性愛学・粘菌学・エコロジー…広範囲な才能で世界を驚愕させた南方熊楠。そんな日本史上最もバイタリティーに富んだ大怪人の生きざまを描く。(荒俣 宏・中沢新一)(出版社/著者からの内容紹介
より)



●5月18日Googleのロゴ

本日2012年5月18日のGoogleのトップはこんな感じでした。
南方熊楠 Google

本日のGoogleロゴは、日本が誇る偉人にして奇人、南方熊楠の生誕145周年バージョンです。
なので今日は、その熊楠を描いた漫画『猫楠』を紹介します。

●水木しげる先生が描く熊楠

この『猫楠』を描いたのはゲゲゲの鬼太郎でおなじみ水木しげる先生。
ご高齢な今でも、精力的に活動している日本の宝のような人。
水木先生も、かなりの偉人にして奇人の部類に入ると思いますが、熊楠は輪をかけた奇人だったそうです。

幼い頃から神童と呼ばれ、日本で収まりきらぬ熊楠は世界へと旅立ちます。
その後イギリスで勉学を重ね、科学雑誌で有名な『ネイチャー』に論文が掲載された最初期の人間でもあります。

その反面、品行は乱暴。やや下品。
知性と野性味を合わせた学者さんといった感じ。

その後、日本に帰国。故郷である熊野、田辺を拠点に粘菌の研究を重ねます。
粘菌、文化人類学、性学etc…
他分野にわたっていかんなくその才能を発揮した熊楠。

権威や常識といったものに縛られない、力強いその生き方。
波乱万丈な彼の人生がわかる一冊です。

●どのような人であったのか

『猫楠』以外でも、水木先生は『奇人怪人大図鑑』という本で南方熊楠の漫画を描いています。
たぶん、自分に似たところを感じるのではないでしょうか。
漫画の中でもかなり気持ちを込めて熊楠のことを表現しています。
(ちなみに猫楠とは、熊楠が作中で飼っている猫の名前です。この猫もまた賢い)

偉人は沢山いますし、奇人と言われる人も探せば結構います。
しかし偉人でかつ奇人と呼ばれる人はあまりいないのではないでしょうか。
数々の研究と共に、常人の及ばぬ知性と常人にはついていけない行動によっても名を残した南方熊楠。

彼のことを知るための最初の本としては、『猫楠』をおすすめします。
これほど、わかりやすく、かつ面白く南方熊楠について知ることのできる本はなかなかないでしょう。
水木しげる先生の漫画の中でもかなり好きな部類に入る一冊です。



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