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常識を疑う 『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
(2010/03/10)
ティナ・シーリグ

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自分の殻を破る

「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出したとき、すばらしいことは起きる。
常識を疑い、世界と自分自身を新鮮な目で見つめてみよう。
――起業家精神とイノベーションの超エキスパートによる
「この世界に自分の居場所をつくるために必要なこと」。(出版社 / 著者からの内容紹介)


●20歳 だけじゃない

前々から本屋で並んでいるのを見て気にはなっていました。
しかしタイトルの「20歳のときに…」ってのがひっかかって今まで手を付けていませんでした。

最近の風潮で「20歳のときに…」「30歳までに…」「40歳からの…」というワードで始まる書籍が多すぎて、若干呆れ気味だったこともあります。
それと、もう20歳からは大分離れているし・・・ってのもあったり。。。

読んでみて思うのは、特に20歳に限る内容ではないということです。
これはいくつになっても知っておきたいこと。
今の自分でも十分、身にしみることでした。

●例えば、常識を疑う

特に気になったのは、「常識を疑う」部分。
こういうのは他のビジネス書や自己啓発書でもけっこうでてくるもんです。
他のものとちょっと切り口が違うのは、本書で参考にしているのがスタンフォード大学での授業のひとコマでの話ということです。

学生達に企業家精神を養うためにだした課題「手元の五ドルを、二時間でできるだけ増やす」という課題。
多くの人なら、宝くじ、ギャンブル、五ドルで安いものを買って高く転売…などなどが思いつくでしょう。
これが”常識”

常識はわりと安易で、そこに埋もれてしまうと画期的な発想は生まれません。
スタンフォードの学生達は知恵を振り絞り、上記と全く違うアプローチを見せてくれます。
(一番、効果をあげたチームは650ドルに増やしたそうです。)

こういう能力が、この変動の激しい社会において、生きる力として必要なものなのでしょう。
今ある資源をどのようにして最大限活かすか。
別に現代に限ったことでもなく、太古の昔より文明を進歩させてきた背景にはこういう力がかならずあります。
そこでは、常識を疑い、ルールを破り、バカにされ、失敗しても新しいことを起こすというバイタリティーがあります。

こうした常識を疑うことが、自分の殻を破り自己の能力を引き上げるきっかけにつながっていくでしょう。
そうすることで、近年意味が見失われがちな本来の”自由”を獲得していくのだと思います。

●原液はアメリカ的

本書を読んでいてなんどもアメリカ的だなぁと感じました。
あんまりこういう考え方は日本からは発生しないだろうな、と。

若干、文化的なギャップを感じる部分もありましたが、グローバル化した現代において、日本でも必要な考え方であることはいなめません。
あえていうなら、本書の若干イケイケな部分に、日本的な要素(文化であったり思想であったり)を足したぐらいがいいのかなと思います。

そうじゃないと、世界一律でこんな考え方ばかりでしたら、結局頭打ちになるでしょう。
ちょこっと日本アレンジをきかして取り入れたならば、それはかなりの強みになるかも。
そのアレンジが何なのかは、常識外のところにあるはずなので、個々人で探すこととしましょう。


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