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『たばこの「謎」を解く』~たばこの歴史、始まりなど~

たばこの「謎」を解くたばこの「謎」を解く
(2001/12)
コネスール

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たばこの歴史本

●吸ってー、楽しんでー

昨今、とりしまりの厳しいたばこ。
多くの人が、値上がりしようが喫煙所が減ろうがそんなこと知ったことなしに愛し続ける嗜好品。
そんなたばこは一体どこから来て、どのような歴史を経て我々の生活に溶け込んでいったのか。
喫煙者なら一度は考えたことがあるであろう、たばこの歴史を記した本です。

本書の発行年が2001年。
まだ、喫煙所が街中に溢れ、学校だろうが駅だろうがすぱすぱ吸えていた時代。
(2003年ごろだったか?そのころ喫煙者でしたが、そのあたりに大学からたばこの自販機が撤去されました。)
とにかく喫煙者が肩身の狭い思いをせず、気持ちよーくたばこライフを楽しめていた時代の本です。
ちなみに本書では、マイルドセブンがまだ250円。うーん、10年でだいぶ変わったなぁ…

はじめは南米あたりでほそぼそと吸われていたタバコが、大航海時代を期にヨーロッパへと広がります。
そして世界中にひろがり、世界は紫煙につつまれることに。
パイプ、スナッフ(嗅ぎたばこ)、葉巻、シガレットと形を変えながら、お手軽に日常に憩いを生み出す嗜好品として世界の人々を魅了し続けてきたようです。
我が国日本でも、キセルという独自の形態が発達し、質の高い刻みたばこの製造や、おもてなしとしてのたばこなど、一つの文化として尊ばれてきました。

火をつけて、煙を吸うタイプのタバコはまだまだ馴染み深いモノがありますが、嗅ぎたばこのスナッフに関してはまったく未知のもの。
吸った(嗅いだ?)こともありませんし、愛用している人も見たことありません。
しかし歴史的に見ると、スナッフの重要性も見えてきましたし、たばこの歴史の転換点でどのような位置づけだったのかもなんとなくわかります。
おそらくこれからも吸う(嗅ぐ)ことはないと思いますが、スナッフに関する知識を仕入れることができたのは儲けものかな?本というまとまった形式だからこそ、得ることのできる知識はたっぷり。

この本、とにかくたばこ賛歌がすごい。
ちょっとひいてしまうぐらいたばこをベタ褒め。
悪いところには目も触れず、とにかくたばこの良い側面をぐいぐい主張してきます。
製作元はJTの社内ベンチャー。だから、とにかく押しの一手。
2012年現在ならば、世間の目を気にして発行にふみきれないであろう本。たばこづくしの内容です。

たしかな因果関係は知りませんが、たばこに有害なめんがあることは確かでしょう。
しかし、それを言うならお酒にだって、ジャンクフードだって、多くとりすぎれば毒になる部分だってあります。

嫌煙家の方は「たばこは百害あって一利なし」と言いますが、それならばなぜ歴史の中でこんなにも長いあいだ人々に愛されてきたのでしょうか。
私は、ほどほどとマナーさえあれば、たばこはよろしいものだと思っています。
この本読んで、歴史と文化の側面からたばこを見直してはいかがでしょうか。


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