FC2ブログ

スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『1Q84 BOOK 3』~様々な可能性~

村上 春樹
01 /26 2013
1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3
(2010/04/16)
村上 春樹

商品詳細を見る



読み終わってしまった。
そして・・・うーんわからない。

BOOK1とBOOK2とで謎を解き明かす鍵が提示されて・・・
BOOK3でそれらの謎が全部解るのかと思いきや大違い。
前二作に比べて、より難解な謎を残す巻となりました。

『1Q84』が発売された頃、NHKの特集で見た光景。
何人かの若者が寄り集まって、『1Q84』について語り合うというもの。
その時は、この本がどんなものかもわからず、その若者たちは感想の言い合いをしているだけかと思っていました。あそこが面白かった、ここが良かった・・・などの類。
今、読み終えて感じたことは、彼らもそれぞれがさっぱりわからないままで本を読み終えたのであろうなということ。
一人の力ではどうもわからないし、解釈に苦しむ。そこで人が集まり、この本に隠されている謎を解き明かそうとしていたのではないか。
複数人いることで、多数の意見が集まる。それらで一つ一つのピースを埋めながら、なんとか論理だてた解釈を見つけられないか探ってみる。
おそらく若者たちはそういうことをしていたんじゃないかと思います。

聖書とか聖典といったものをイメージしました。
そこに書かれていることは一つの物語でも、その解釈は無数にあります。
一つの宗教でも、解釈の違いで多数の宗派が生まれていく。
『1Q84』は現時点では明確な答えなんてなく、むしろ人それぞれの解釈に委ねる形でしょう。
それぞれの解釈が枝葉のように広がっていって、それらの最大公約数的なものが見つけられたら、とりあえずは納得できるのかななんて思ったり。。。

多くの人に引っかかるものがあちこちに散りばめられており、どこに引っかかるかはその人次第。
やたら名言調の台詞が多く、わかった気になりながら、その実なーんもわかっていなのかも知れません。
私も読んでいる時や、読後にそれなりに感じるものがありましたが、それらすべてしっくりこないものなので、うまく言葉にできません。あしからず。

『1Q84』のQはQuestionのQだったんだろうなっと、村上春樹氏の謎かけと勝手に解釈して読了。

・・・・・・果たしてこれで終わりなのだろうか?それともBOOK4は出るのだろうか?
しっくりきていない私としては出て欲しいところです。

関連記事
『1Q84 BOOK 1』~まずは1から~
『1Q84 BOOK 2』~転換する世界~

コメント

非公開コメント

図書館男子

図書館好きの管理人が、様々なジャンルの本を紹介しています。特にお気に入りなのは、江戸、落語、アート、デザイン系の本。相互リンク随時募集中!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。