FC2ブログ

スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『プリンセス・トヨトミ』~父子の受け継がれる絆~

万城目 学
03 /03 2013
プリンセス・トヨトミプリンセス・トヨトミ
(2009/02/26)
万城目 学

商品詳細を見る



映画かもされている、万城目学氏の小説。
大阪を舞台にした、壮大な物語。

万城目学作品に通じる「関西地域に受け継がれる秘密」テイストは健在です。
今まで読んできた『ホルモー』、『しゅららぼん』、『鹿男』と比べると一番スケールのでかい話かも。
他作品に比べてファンタジー色は薄いけれど、それを補う壮大さ。
おそらく、舞台が”大阪”だからこそ「もしかしたら、、、あるかも?」がなりたつような話。

最初タイトル見た時からは予想もしなかったことですが、根底にあるのが父と子の絆。
その一点につきる。
大阪を舞台に、やたらスケールの大きな話になっていって、まとまらなくなりそうなものをまとめるのが”絆”。

正直、読んでいて展開や設定に無理を感じるところも多々あります。
でもそれは大阪が持つ土地の特性や、人情の部分でなんとなく許せちゃう。
だれる部分もありつつも、そこそこに惹きつけられるストーリー展開でした。

ただちょっとシリアスかな。
他の万城目作品に比べると、軽さが少ない気もします。
ただ、謎や秘密がけっこういっぱいあるので、そういうものへの好奇心的なものは十分満足できるでしょう。

京都、滋賀、奈良、大阪。。。
万城目学氏が次に選ぶのは和歌山か兵庫でしょうか?
このままコツコツと続けていって、47都道府県の「ご当地に受け継がれる秘密」小説を書いて欲しいものです。


関連記事
『鹿男あをによし』~万城目学が奈良を描いたら~
拝啓、琵琶湖様 『偉大なる、しゅららぼん』
大木凡人ヘアーに恋して 『鴨川ホルモー』

コメント

非公開コメント

図書館男子

図書館好きの管理人が、様々なジャンルの本を紹介しています。特にお気に入りなのは、江戸、落語、アート、デザイン系の本。相互リンク随時募集中!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。