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『竜が最後に帰る場所』~世界の薄皮をめくって~

恒川 光太郎
05 /21 2013
竜が最後に帰る場所竜が最後に帰る場所
(2010/09/17)
恒川 光太郎

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図書館で借りた本です。
本を借りに行く時、実用書やデザイン書、その他多くの本は目について面白そうだとすぐ手をとるのですが、こと小説ではそれをしません。
基本的に小説は、読みたい本や作者を決めてから借りるというのが定番。
あらかじめ、知っている作者や評判を聞いて面白そうと思ったら借りるというスタイル。
小説をその場で選ぶということは希で、これまであんまり新規開拓してきませんでした。

そんな私が久しぶりに表紙(ジャケット)に惹かれて借りた本。
イラストの具合がほんわかしていて、たまには新規チャレンジもいいかと思って手に取りました。

手にとって良かった、面白かった!
ありそうで体験したことのない読み心地というか、そんな感じ。
ファンタジーのようなーホラーのような、現実との境目があやふやな場面を描く5つの物語。
どれも面白く、一気に読んでしまいました。

あえて言うなら「世にも奇妙な物語」的な読み心地。
短編集で、個々の作品が「世にも奇妙な~」的なものはいくつか読んだことがありますが、本書に関しては全体的にそんな感じ。
スッキリ、ほんわか、後味が良くない、不思議な世界、etc・・・
そういう要素がまぜこぜになっていて、話としては繋がってないのだけれど、それぞれがそれぞれを補い合うような関係が感じられます。
それぞれの話が面白いんだけど、やっぱり全体としての読み心地が良い。
一つの本に過不足なく必要なものが詰まったって感じです。

5つの中では特に『夜行の冬』と『鸚鵡幻想曲』が秀逸。
二つとも、「世にも奇妙な物語」にピタッとはまるような世界観。
設定も面白いし、展開も良し。

この作者の他の作品も読んでみたくなりました。



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コメント

非公開コメント

はじめまして。
竜が最後に帰る場所、面白そうですね。
私もおもに図書館で借りた本の感想を書いています。よければぜひ相互リンクお願いします。

Re:

あおくじらさん、コメントありがとうございます☆
相互リンクのお誘いありがとうございます!当サイトでもリンクさせていただきました。こちらこそよろしくお願いいたします♪

図書館男子

図書館好きの管理人が、様々なジャンルの本を紹介しています。特にお気に入りなのは、江戸、落語、アート、デザイン系の本。相互リンク随時募集中!

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