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『JAPANESE MAKERS: 日本の「新」モノづくり列伝』~好きこそモノの上手なれ~

デザイン
06 /18 2013
JAPANESE MAKERS: 日本の「新」モノづくり列伝JAPANESE MAKERS: 日本の「新」モノづくり列伝
(2013/03/26)
草なぎ 洋平

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「ものづくり大国ニッポンと言われていたのは、遥か昔のこと・・・」と言われる昨今。
確かに、日本製品のものは世界ではあんまり売れておらず、中国、韓国などの製品がぐいぐいと伸びているのが現実のようです。
では、日本のものづくりは衰退したのか。
否。
技術などのレベルは高いし、デザインも悪くない。ただ、”斬新さ”が足りないだけ。私はこう見ます。

本書のサブタイトルにある「日本の新モノづくり列伝」。
ここに紹介されている人々は、大量生産のモノづくりとは無縁な人々。
しかし、どの人も他の追随を許さない、情熱、クリエイティビティ、そして”斬新さ”を兼ね備えています。

人が乗り込めるロボットを作ったアーティスト、木製フレームの自転車を作り上げた職人、消しゴムでフィギュアを作り上げる学生、自らゴミをキャッチしに行くゴミ箱を作った方。。。などなど。

正直、直に金に結びつくようなものはほとんどでてきません。
本業の方もでてきますが、ほとんどの方は趣味の延長でそれらを作っています。
だが、それが良い。
それを行うのは、好きだから。好きだからこそ、ここまで突き抜けたモノづくりができる。

おそらく、皆さん名誉とかお金とか関係なく、自らの内にあるものに突き動かされて、モノづくりをするのでしょう。
だからこそ、見ている我々にも胸に響く何かがある。突き抜けた何かがある。
世間の枠に縛られない、発想や自由度を感じ、私はそれに”斬新さ”を感じるのです。
それが一般の人々から生まれているのがなんとも嬉しさを感じます。

また、それを拾い上げるのも一般の人。
本書の何人かは、ニコニコ動画から発掘された人。
その人々が選ばれるまでには、多くの一般人が「こいつはイイ!」という感動と称賛の過程があったからでしょう。
作るのも選ぶのも、一般の人。今、そこにこそ熱いものが渦巻いているのかもしれません。

おそらく、大企業で働く方々もガツンと言わせるモノが作りたいという気持ちを持ち合わせているはずです。
でも、会社の状態や、日本社会の景気などがそれをなかなか許さない。停滞した時代。
昨今、徐々に景気が上向きかけています。
ここらで一丁、日本全体ドカンとモノづくりで世界に衝撃を与えていきましょう。

(本文での「モノづくり」はハードとソフトの両面で捉えています)


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