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『ハリー・ポッター』~シリーズを読み終えた感想~

J. K. ローリング
07 /16 2013
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ついに、全部読み終えました。
世界中でブームを巻き起こした、壮大なファンタジー『ハリーポッター』。
今になってという感もありますが、とにかく読み終わった今の感想を。

私がハリーの第一巻を読んだのは高校生の時。
まだそれほど読書にはまっていたわけではありませんでしたが、それでもかなり夢中で読んだ記憶があります。
それから、新しい巻が発売される度には夢中になり、そして次の新作を心待ちにしていました。

が。。。
この不死鳥の騎士団でぴたりとそれは止みます。
どうもこの巻から空気感が変わったよう。
私は何かそれがイヤで、途中で読むのを止め何年も放置してきました。

それから事あるごとに気になってはいましたが、2週間ほど前、ふと思い立って再びチャレンジしてみることに。
以前読んだときのように、ある時点まではなんだか嫌な感じがして、面白いとは感じられませんでしたが、そこを過ぎると、徐々にのめり込んでいき。。。
結局最終巻まで、一気にはまって読了することができました

私が、この『不死鳥の騎士団』でなぜ引っかかったのか。
当時はよくわかりませんでしたが、今読んでみるとハリーの成長に関係あります。
なんというか思春期真っ盛り。始終ハリーはいらいらツンツンしており、まこと不愉快な感じ。
当時の私は(自分もそんな感じがあったので)それが嫌に感じて読むのをやめてしまったのでしょう。
『不死鳥の騎士団』も改めて読んでみると、それは人が成長する上で、必要な過程を描いているのだなとしみじみと感じたり。
これまではただ単にファンタジーとしか見てきませんでしたが、ここに来て青春小説のような要素も感じたり。
純粋なファンタジー的な面白さは、私にとって少し薄れた感もありましたが、それでも読んでいると魔法の世界にとっぷりと浸かり、一日の疲れを忘れるぐらい良い時間をすごせました。

全巻読了して、やっぱり最後まで読んで良かったとつくづく思います。
巻が進むごとに、それぞれのキャラクターの人間臭さのようなものがでてきて、逆にそれがキャラクターへの愛着にも繋がりました。
清廉潔白なものなんていないし、人を愛せば憎みもする。失敗するし、悲しいことだけれども死んでしまうものだっている。だからこそ、キャラクター達の行動に読者はワクワクするし、共感して楽しみ、悲しみ、そして喜べたのだと思います。

個人的には、ずっとスネイプ教授が気になっていました。
ああいう、ダークヒーロー的なものに惹かれる性質がありますね(ちなみにドラコは最初から小物っぽさが漂っているので例外)。
最後の最後まで何をしでかしてくれるのか。。。十分に読者を惹きつけて、そしておいしいところをかっさらっていったような気がします。
多分、あの結末がスネイプというキャラクターを一番輝かせる形だったのだなと。全巻を通じて、一番じーんときました。
最後まで、スネイプを信じていて良かった。。。


ハリーポッターシリーズを途中で諦めた人もけっこう多いと思います。
しかし、もし第三巻ぐらいまでは読み進められたならば、是非とも最後まで読んで欲しいです。
最後まで読むことで、見えてくる良さっていうのはもちろんありますし、なによりもったいないような気がします。
途中でやめて、何年も放置したからこそ言えますが、今の心境は最後まで読んで、本当に良かった。。。です。
もし、読もうか読まないか迷っている人がいたならば、ぜひ読んでみてください。


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