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『うさぎとマツコの往復書』~歯に衣着せぬ魂の双子たち~

サブカル
08 /09 2013
うさぎとマツコの往復書簡うさぎとマツコの往復書簡
(2010/11/06)
中村 うさぎ、マツコ・デラックス 他

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お暑い日が続きますね。
本当に暑い、嫌になる!
頭はボーっとするし、クーラに頼れば疲れるし。
ここはひとつ、川にでも泳ぎに行きたいという欲求を胸に抱えるが実行できない、そんな毎日です。

そんな暑い毎日に、これまた熱い本。
熱いといっても、松岡修造さんのような暑さではないです。どちらかといえば地獄の業火のような熱さ。
当代を代表する歯に衣着せぬ中村うさぎさんとマツコ・デラックスさんの対話集です。
魂の双子とかでてきますが、おふたりの仲はそうとう深そうで。。。

対話といっても面と向かってではなく、タイトル通り往復書簡の形式で進行するのですが、、、
酸いも甘いも、特に人間の業の深さを、人様よりは経験しているおふたりですから。
一ページ一ページの切れ味がものすごいです。

仲が良いおふたりなのですが、その対話内容は、お互いを切り込むような内容もしばしば。
ほんと、歯に衣着せぬ物言い。ズバズバと、なかなか他者に対して聞くことのできないような内容までつっこんでいきます。
逆に信頼の深さも感じますけどね。
生半可な仲じゃこんなこと聞けないだろうし、こんな本の形式にまとまった内容にはならないだろうと思います。

年も性別も違うけれど、お互い辛い状態から這い上がってきた境遇は似た者同士。
お互いを魂の双子と呼び合うお二人は、なかなか他人では理解できない、通じ合うものがあるのでしょう。

本書で書かれているような文体。
憧れるものがあります。
思いっきり、ズケズケ言ってるんだけれど、論理的に外していない。
相手を、世相を、地震の価値観から生々しくえぐっているけれど、文には一貫してインテリジェンスさが漂っている。

感情と理性とがうまく融和した、そんな文。
それは、他者の目とかを気にするなどを、ある程度のところでとっぱらっているからこそ可能なんじゃないかなって思います。

自分ができないもんだから、そういう書き方に憧れる。



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