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『花伝書(風姿花伝) (講談社文庫)』~奥義~

文庫
09 /20 2013
花伝書(風姿花伝) (講談社文庫 古 15-1)花伝書(風姿花伝) (講談社文庫 古 15-1)
(1972/03/25)
不明

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日本の伝統芸能「能」。
その能の秘伝がしるされた、日本人の芸能の根底に迫る一冊。

作者は世阿弥。父、観阿弥に教わった事などを基に、およそ600年前に記したものです。
そこには能における所作や、心構えなどが書かれており、長らく秘伝書として伝わっていたよう。

落語をはじめとして、日本の古典芸能に興味があるので、読んでみたのですが難しかった!
まず、能をちゃんと見たことがないので、その実感がいまいちわからない。
能について書かれた本としては難しかったですが、よく読むと現代にも通じる事柄も潜んでいます。

基本をきちんと抑えるとか、多くを学び会得するなど。
現代社会においても、外してはいけない、肝のようなものが抑えられており、こういう事柄は普遍的なのだということがわかりました。

また、度々出てくる”花”という表現。
華やかさや艶やかさにつうじる概念でしょうが、しきりにこの”花”の重要性がとかれています。

芸能、あるいは芸術に関する分野では、もちろん系統建てて学び身につけなければならないものも多いです。
しかし、それとは別に”花”がなければ、どこか物足りないものになりがち。
その”花”はその道以外の普段の生活、心構えの中で会得していく類のものだと思っています。

難しい本ではありましたが、この”花”というものの重要性に改めて気付かされたのは儲けものでした。


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