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『夢のような幸福 (新潮文庫)』~好きな気持ちの赴くままに~

三浦 しをん
11 /08 2013
夢のような幸福 (新潮文庫)夢のような幸福 (新潮文庫)
(2008/02/28)
三浦 しをん

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小説家の書くエッセイを読むと、ギャップに驚かされることがある。

三浦しをんさんのこのエッセイもその類でした。



どちらかと言えば、清楚系で控えめなイメージを勝手に抱いていたのですが、まったく違う爆笑系エッセイ。

小説や漫画をこよなく愛し、自室で一人小芝居なんかもやっちゃう。

映画や小説などを見る度に、でてくる男性陣をカップリングしてしまうBL脳。

うーん、勝手に抱いていたイメージと違ってサバサバ&オタク系な作家さんのようです。逆にそっちのほうが好感持てましたが。



しをんさんの知識量はかなりすごそう。

ひと月で漫画50冊以上読むこともあるとか。

Wikipediaで見たんですが、中学生ぐらいから坂口安吾とか泉鏡花読んでたそう。中々できるこっちゃないですよ(私なんか、未だに良く分からない。。。)

エッセイの随所に漫画や小説の引用が見られ、どれだけ書籍を愛する人生を送っているのかってのがわかります。おそらく、様々な分野に関するデータを仕入れるのが好きなタイプなのでしょう。

だからこそ、様々なシチュエーション(職業とかも含め)の小説を書き分けるだけの基礎力があるんだろうなぁ。



本書の中で、しをんさんはBL(ボーイズラブ)を「少女漫画の延長線上」と位置づけています。結構好きみたい。

前々から気になっていた、しをんさん小説にでてくる唐突な性展開。ストーリー的に無くてもいいんじゃない?って思うことも。

おそらくこういう展開のベースにはBL好きな要素がからんでいるのでしょう(そうした“山場”を入れられずにはいられないんだろうな)。

三浦しをん小説の、構成の秘密を見たような感じがします。



前編通じて、しをんさんはかなりの妄想好きと見ました。

いついかなる時、森羅万象、何かしらの妄想をしてしまう。

私も結構その類ですが、モノヅクリに携わる人にとっては、かなり有益なスキル。これからもばんばん妄想しまくって、良い小説をどしどし発表して欲しいです。

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図書館男子

図書館好きの管理人が、様々なジャンルの本を紹介しています。特にお気に入りなのは、江戸、落語、アート、デザイン系の本。相互リンク随時募集中!

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